「パピヨンのしつけを失敗しないために知っておくべきことを知りたい」
「パピヨンと楽しく過ごすために必要なしつけについて知りたい」
こういった疑問にお答えします。
【目次】
✔本記事の内容
・1.しつけができない人にならないために知っておくべきこと
・2.しつけの最適な期間と順番を知る
・3.パピヨンのしつけが手遅れにならないために
・4.しつけは英語派?日本語派?
・5.しつけ方法は様々、飼い主にあった方法を選びましょう
・6.パピヨンのしつけに必要なものを揃えよう!
・7.これだけはやってはいけない!
本記事では「犬のしつけができないけど、何が悪いのかわからない」「これから犬を飼いたいけどしつけができるか不安」という方向けに書いています。
本記事では「初めてパピヨンと暮らすためにしつけのコツが知りたい」「失敗したくないので必要な知識が知りたい」という方向けに書いています。
この記事を読むと、後悔しないために必要な知識が身に付き、しつけの事前準備ができるようになります。
記事を書いている僕は、犬を飼い始めて27年ほど。
これまでに3匹の愛犬と楽しく、ストレスなく過ごしてきました。
そんな僕が、失敗の経験から得た知識や失敗しないために必要な最低限の知識を紹介します。
というわけで早速見ていきましょう。
目次
しつけができない人にならないためには心の事前準備が重要
パピヨンを初めて飼う方や初めて暮らす方は、しつけがうまくできるか不安な方も多いのではないでしょうか。
今まで特に犬のしつけをされたことがない方は、右も左もわからないので、何からしつけをすればいいのか、しつけが出来なかったらどうなるのかなどわからないことばかりですね。
ここでは、しつけができる人とできない人の違いをわかりやすく解説していますので、しつけができない人にならないために学んでおいてください。
パピヨンをはじめ、犬のしつけを完璧にできる方は少なく、生活に支障が起きない程度のしつけだけをされている方がほとんどです。
警察犬のように毎日、特殊な訓練を行えば、完璧なしつけができてどのような状況でも言うことを聞く犬になってくれるのですが、普通にパピヨンとの生活を望んでいる方が警察犬と同じような訓練をしなさいと言っても無理な話です。
しかし、普通のしつけでもできる方とできない方がいるのは事実なので、その違いについて確認していきましょう。
まずは、しつけができる方
簡単に表現すると、犬との関係性を深く理解されている方はしつけをしっかりと行う傾向が強く、子犬の頃にしつけを行っています。
これは、犬との生活がどのようなものなのか、パピヨンと楽しく暮らしていくためにはどのような関係性でいることが必要なのかを知ることで、しつけの重要性を理解しているということです。
逆に、しつけができない方はこの辺りが少し曖昧(あいまい)であったり、いつか覚えるだろうという安易な考えを持っていることが多いようです。
なぜこのような違いが産まれるのでしょうか。
僕がこれまでしつけができる方できない方を見てきた中で一番の原因は、犬を飼う前の事前準備をしているかどうかが大きく影響しています。
僕も初めてパピヨンを飼ったときには何の知識も持たずに始めたのでオシッコ失敗、噛む、吠えるなど全くしつけができていませんでした。
しつけは成犬になってもできるのですが、子犬の時のしつけよりはるかに膨大な労力が必要になってくるので、しつけを断念される方が多くなってしまいます。強い意志と継続力がないと難しくなってしまうのです。
初心者であれば、しつけは子犬の時に行うのがベストというよりマスト(絶対)な条件でしょう。
成犬で問題行動がでてからでは時間がかかるし、必ず心が折れます。。。
まとめると、初心者であれば子犬の時にしつけを行うことが重要ですが、その重要性を理解することがほとんどの飼い主さんはできてません。
しつけの具体的な方法は、必要なときに調べればいいのですが、しつけの重要性やしつけができないときに何が起きるのか、飼い主と犬との関係はどうなるのかなどは犬を飼う以前に勉強しておくことが必要です。
・犬を飼う前に事前準備が大事
・子犬の時にしつけを行う重要性を知る。
この辺りの重要性は別の記事で詳細に解説しているので確認しておいてください。(※特に初めて犬を飼われる初心者の方は必ずチェックしましょう!)
●しつけができないとどうなる?
また、しつけができない→できるに変わるために、しつけのコツを知ることも重要ですね。
●パピヨンのしつけができない人の5つの特徴!しつけが楽しくなる方法とは?
●【パピヨンのしつけのコツ】主従関係ができるだけで劇的にしつけが楽になる
しつけの最適な期間と順番を知る
これまでに関わらせてもらった方々では、しつけができていない飼い主の8割がしつけの事前の知識がなく、しつけの最適な期間や教える順番について知りませんでした。
しつけができない人にならないために、しつけの最適な期間と順番を知っておくことが大切です。
なぜ大切かと言うと、初心者こそパピヨンがしつけを覚えやすい時期を逃さないことが大事だから。
そしてその時期は短くて、子犬の生後6ケ月までがしつけの最適な期間です。
子犬は通常生後2ケ月目で飼い主がの元に来る場合が多いので、しつけの期間は実質4ケ月しか残されていません。
初心者がしつけをする期間としてはかなり短いんです。
その短い期間で少しでも多くのしつけをするとなると、最適なしつけの順番も知っておく必要があるでしょう。
もし生後1年、2年の成犬で迎い入れる場合は、前の飼い主にしつけの状況を必ず確認しましょう。
・しつけの最適な期間は生後6ケ月まで
・通常生後2ケ月目が多いので実質4ケ月しかない。
・成犬で迎い入れた場合は、しつけの状況を必ず確認する。
詳しくは別の記事で解説していますので知識として読んでおいてください。
パピヨンのしつけが手遅れにならないための心得
パピヨンのしつけの最適な期間は生後6ケ月まで。
この時期が一番素直に吸収できる時期で、一番楽にしつけができる時期だからこそこの時期を逃さずにしつけができることがベストです。
しかし、生後6ケ月を過ぎてしまって手遅れだからしつけをしないとなると、これも大きな間違いです。
最適な期間を過ぎてはいますが、あくまでも”最適な”というだけでしつけができないと言うことではありません。
できるだけ早くしつけをすると楽だよということですが、僕の経験からも初心者が仕事をしながら短い期間でしつけをするのには無理が生じます。
なので、パピヨンとの楽しい暮らしをしたいという気持ちがあるのなら手遅れということは考えずに、地道にしつけに挑戦してください。
しつけに必要な心構えは、
しつけには時間がかかります。
地道な継続が必要です。
この2つが重要なので、愛犬パピヨンのためにがんばりましょう。
・しつけは楽ではない。
・時間、と継続が必要。
●パピヨンのしつけで手遅れの時の対処法!結論:ありません
しつけは英語派?日本語派?
いよいよ、しつけを始めるときに迷うのが言葉。
コマンドとも言われるパピヨンにしつけを教えるときの言葉ですが、”まて”や”おすわり”のように日本語で教えるのか、”ウェイト”や”シッダウン”のような英語で教えるのか迷ってしまいます。
どちらがいいのかということですが、
結論は、どちらでもOKです。
犬はどっちが聞きやすいのか、伝わりやすいのか。
家族が言いやすい、覚えやすいのはどっちなのか。
見た目はどっちがカッコいいのか。
など、色々と飼い主の感覚や家族の意見などを聞いて決めると良いでしょう。
家族で統一することも大切です。
・しつけは英語でも日本語でも大差ない。
・家族で統一すること。
詳しくは別の記事で解説していますので、参考にしてください。
しつけ方法は様々、飼い主にあった方法を選びましょう。
では、しつけを行うための方法ってどんなものがあるのかを確認しましょう。
初心者が何も学ばなくてできるほどしつけは簡単じゃありません。
知識なくしつけを始めると、必ず失敗して問題行動を起こす犬になってしまい、飼い主もパピヨンもお互いがストレスを抱えての生活をすることになるので必ず次のいづれかの方法で学んでください。
・しつけ教材で学ぶ
・しつけ教室で学ぶ
・しつけ合宿で学ぶ
・出張しつけで学ぶ
この5つの方法が最も知られている方法ですが、どの方法で学んでも問題ありません。
大切なのは飼い主がしつけの重要性を学ぶことです。
ここが理解できないと、しつけに時間を取られたり繰り返し教えるという努力ができないので、飼い主が意識を変えることから始めてください。
それぞれの事情や性格で無理のない最適な方法を選択しましょう。
もちろん、複数の方法を選択してもOKです。
・しつけ方法は5つあるので無理のない最適な方法を選択。
・飼い主が意識を変える。
詳しくは別記事で紹介していますので参考にしてください。
パピヨンのしつけに必要なものを揃えよう!
しつけについて学んでいれば、犬のしつけに必要なものが何となくわかっているかと思います。
簡単に紹介すると次の5つです。
・1.リード
犬を散歩させるときの紐で、飼い主とパピヨンをつなぐ命綱です。
パピヨンが危険なところに行かない、飛び出さない、飛びかからないなど、パピヨン危険な目に合わせないためや他の犬や人間に危険なことをさせないためにリードは必要です。
・2.クリッカ-
犬にしつけコマンドを意識させる音がでる道具です。
”カチッカチッ”と言う音とともにしつけを教えると効果的です。
・3.ケージ
犬の行動範囲を教えたり、お留守番の場所や寝る場所を教えるものになります。
準備された方がしつけをしやすくなるので、できるだけ用意してください。
・4.クレート
クレートはパピヨンが安心する場所であったり、寝る場所にするものです。
クレートに慣らすことで、移動や災害時のいざというときに困らなくなりますので、かならず準備しましょう。
・5.プレイスベッド(コット)
プレイスベッドはあまり聞きなれないグッズでしょう。
犬用の小さなベッドでもちろん寝ることができますが、しつけでは犬を落ち着かせる場合に必要なグッズになります。
吠えたり、興奮して落ち着かない場合などに”プレイス”というコマンドでベッドの上で落ち着かせるというスグレ物なのでおすすめです。
実際に市販されているものなのでネットで注文できますが、詳細な使用方法やおすすめグッズを別記事で紹介しているので参考にしてください。
これだけはやってはいけない!
しつけの時に最もやりがちなやってはいけないことを伝えます。
飼い主をはじめパピヨンと接する家族にもしっかりと意識してもらいましょう。
必ず意識してやり通して欲しいことを3つ伝えます。
1.甘やかさない
2.恐怖心を与えない
3.叱るときに名前で呼ばない
簡単に説明します。
甘やかさない
可愛いから愛犬として迎い入れたパピヨンなのでついつい甘やかすことが多くなるはずです。
しつけで無視する必要があったり、少し厳しくしつける必要があるのに可愛いしぐさに負けてしまい声をかけたり、しつけを止めたりすることが多くなります。
これが最もしつけに失敗する原因でもあるので、家族全員でしっかりと話し合って意識してください。
しつけができていない愛犬との生活を想像すると良いでしょう。
恐怖心を与えない
しつけにありがちなのが、なかなか思うように従ってくれないとイライラしてつい怒りがちになってしまいます。
大声を出してビックリさせたり、リードを強く引っ張りすぎたりしてしまいますが、パピヨンに恐怖心を与えるだけになるので、いつも冷静にしつけは行ってください。
赤ちゃんと同じで何もわからないパピヨンにとって恐怖心を与えられると、その後のしつけを嫌がってしまって、かえってしつけが難しくなります。
叱るときに名前で呼ばない
生活している中で、オシッコを失敗したり、手を噛んできたりすると”こらっ、ダメ!!”って強い口調で叱ってしまいますが、この時に愛犬の名前を呼んで叱ると、名前を呼ばれると怒られるということを覚えてしまうので、叱るときや嫌なこと(爪切りやシャンプー、ブラッシングなど)をする時には名前を呼ばないようにします。
●パピヨンのしつけで3つの絶対やってはいけないこと
最後に
パピヨンのしつけを行うにあたって必要なことを解説しました。
事前に知っておくことでしつけに失敗しないことができるので大切なことです。
多くの方がしつけに失敗して後悔するのが、事前に勉強して始めれば良かったということが多いのでしっかりと知識を身に付け始めましょう。
しかし、犬のしつけには手遅れということもないので、色々な方法で学ぶこともできるので、あなたにあった方法を選択して下さい。
少しでも早いしつけができることが良いですが、焦らずじっくりを意識していくと良いです。
ぜひ、しつけを成功されて愛犬もあなたも最高の生活を手に入れてください。