パピヨンと暮らす

パピヨンのしつけを英語と日本語でしたときの違いを解説

パピヨンのしつけを英語か日本語か迷っている人

「犬のしつけを英語でしてみようかな、でも日本語の方がわかりやすそうだし、実際にどっちがいいのかな?」

こういった疑問にお答えします。

【目次】
✔本記事の内容

・1.パピヨンのしつけを英語と日本語でしたときの違いを解説

・2.しつけコマンドをパピヨンは理解している?

・3.英語のコマンド一覧

・4.メリットとデメリット

本記事では「犬のしつけを英語か日本語でしたときの違いが知りたい」「メリットやデメリットが知りたい」という方向けに書いています。

この記事を読むと、英語でしつけしたときと日本語でしつけしたときの違いがわかり、どちらでしつけするのかを決めることができるようになります。

記事を書いている僕は、犬を飼い始めて27年ほど。
これまでに3匹の愛犬と楽しく、ストレスなく過ごしてきました。
そんな僕が、しつけの経験を交えて書いています。

というわけで早速見ていきましょう。

パピヨンのしつけを英語と日本語でしたときの違いを解説

犬を家庭で飼うにあたって、まず大切なのは犬のしつけです。

それは様々な危険から愛犬を守る為に、周囲の人たちや他の犬とのトラブルを防ぐ為にとても大切なことです。

そして、犬のしつけをする時に必要となってくるのが”言葉”(コマンド)です。

テレビなどで犬と飼い主さんとのやりとりを見ていると、英語を使っている人もいれば、日本語を使っている人もいます。

さて、犬にとって英語と日本語どちらでしつけをするのがいいのでしょうか?

犬は普通、約250個の単語を覚えることができます。

人間にすれば2歳~3歳の子どもの能力に匹敵しますが、犬は長い言葉を理解するのは難しいのです。

確かに2、3歳の子どもも、長い言葉よりも短い言葉の方が理解しやすくなってます。

また、犬は言葉を理解するというよりも音で聞き分けています。そして言葉よりも動作の方が伝わりやすいのです。

確かに犬とドッグトレーナーとのやり取りを見ていると、手の動作と言葉でよく指示を出されています。

そうなってくると、どちらかと言えば英語のほうが短くて発音にも特徴がありますし、犬には適していると言えるかもしれません。ですが飼い主さんとの信頼関係を育みながら楽しくしつけをしていくことが大切です。

「私はやっぱり日本語でしつけをしたい。」と思うのであれば、日本語でも構いません。

しつけというのは短い期間でできるものではありませんし、繰り返し根気強く続けていかなければなりません。なので楽しみながらできる方の言葉を選ぶのがよいでしょう。

よく考えてみて下さいね。家族がいる場合は皆で話し合ってみましょう。

ではこのしつけコマンド、果たして犬は理解しているのでしょうか?

しつけコマンドをパピヨンは理解している?

犬のしつけコマンドとは”飼い主さんが愛犬に何かをして欲しい時に使用する指示”のことを言います。

つまり、まて・おすわり・お手などです。

しつけコマンドはこれらの言葉だけではなく、手の動作であったり、アイコンタクトも指します。

さてこれらのコマンドを犬は理解しているのでしょうか。
気になるところですよね?

犬は言葉を理解するというよりも音で聞き分けています。
なので言葉の意味を理解しているのではありません。

ですが繰り返し手の動きも合わせて行うことで指示に従えるようになります。

できた時にはしっかりと誉め、ご褒美をあげる。これをワンセットで行うことで”○○をすればご褒美が貰える”というように犬は覚えていくのです。

ご褒美の量は少なめに。カロリーオーバーにならないように気を付けましょう。

犬は人間が最初に生活を共にした動物であり、リーダーに従うという従順な性格を持っています。

犬と人間が一緒に生活していくにはルールが必要であり、上下関係もハッキリとさせなければいけません。
特に基本とされるコマンドには「おすわり・ふせ・まて・つけ(ついて)・こい(おいで)」の5つがあります。

犬の集中力は10分~15分と短い為、長時間のしつけは好ましくありません。
一度に幾つものしつけをするのではなく、一つずつ根気強く教えていくようにしましょう。

以上のことからも分かるように指示する言葉は短く、分かりやすい言葉の方が犬にとっては覚えやすいということが言えます。

その事をしっかりと飼い主さんは頭に入れておいて下さい。
続いてはよく使われる英語のコマンドを御紹介していきましょう。

英語のコマンド一覧

ここではよく使われる英語のコマンドを紹介していきましょう。
合わせて日本語も紹介します。

英語読み方日本語
sitスィットおすわり
downダウンふせ
stayステイまて
waitウェイトまて
comeカムこい・おいで
heelヒールついて
houseハウスゲージへ
giveギヴちょうだい
lookルックみて
shake handシェイクハンドおて
noノーだめ
changeチェンジおかわり
outアウトゥ放せ
releaseリリース放せ
fetchフェッチ取って
goゴーいいよ・いけ
good boyグッボーイいい子
good girlグッガールいい子

どうでしょうか?馴染みの単語も多いかと思われます。

なので 「英語はちょっと難しいかな…。」 と思われている方でもそんなにハードルは高くないのではないでしょうか?
また”まて”や”放せ”のように2種類ある単語はどちらか一つを選ぶようにしましょう

pointとしては発音を特に気にする必要はありませんが、聞き取りやすいようにハッキリとした口調を意識して下さい。

続いては犬のしつけ、英語におけるメリットとデメリットについてお話していきましょう。

メリットとデメリット

犬のしつけにおいての英語のメリットとデメリットとはどのような所にあるのでしょうか?

まずはメリットから。

しつけコマンドを英語で行うメリット

「おすわり」 を例にして解説しましょう。英語では「sit(スィット)」ですが、日本語では「すわれ・すわって・おすわり・すわりなさい」 などと別の表現の仕方がありますね?

では愛犬に言葉をかける度に、「すわれ」と言ったり、「おすわり」と言ったり、「すわりなさい」と言ったとします。
さて、愛犬はどんな反応を示すと思いますか?

犬は同じ意味を持つ単語を人間のように複数覚えることができません。なのでいろんな言葉で言われると混乱してしまいます。

更には私たちの日常の会話の中でも、犬のしつけにおいての言葉が使われる可能性があるので犬が混乱することも出てきます。

つまり指示する言葉が常に飛び交っている状態ですね。そうすると、しつけは思うように進まなくなってしまいますね?

ですが英語であれば、そのような混乱は起きません。このように言葉を統一できるのが英語のメリットです。

更に、普段の私たちの生活の中に「sit」という言葉も出てきませんからね。

また英語は言葉が短いので犬にとって聞き取りやすく、覚えやすい言葉となります。

そして犬は母音しか聞き取ることができないと言われているので、英語の方が聞き取りやすいと言えるでしょう。覚えやすいと次の段階のしつけへと早く進めることができますよね。

これは犬にとっても、飼い主さんにとっても負担が少なくなると言えるのではないでしょうか?

しつけコマンドを英語で行うデメリット

デメリットは、飼い主が英語を覚えなければならないという点です。

単語の意味をしっかりと覚えておかないと、ついつい日本語になってしまうことも…。また家族がいれば家族間でも指示する言葉を統一しないといけないので、家族で覚える必要もあります。

子どもがいれば、英語に触れるいい機会にはなりますが…。
いずれにせよ、犬に指示する言葉は統一しなければならないことが大前提。長い言葉は使わないことが大切です。

家族がいる場合は皆で話し合って英語と日本語どちらにするか決めるようにしましょう。

最後に

犬のしつけは英語と日本語のどちらがいいのか?について解説してきました。

しつけというものは簡単ではないですし、短期間で身に付くものではありません。
ですが愛犬と飼い主さんが楽しく幸せに生活していく為には必要不可欠なものです。

大切なpointは言葉を統一し、できた時にはしっかりと誉めご褒美をあげること。
ご褒美は量が多くならないように少しで、カロリーオーバーにならないように気を付けましょう。

そして繰り返し伝えていき、一つずつ進めていくこと。長時間にならないように…。子育てと同じですよね。

しつけは辛いもの、嫌なものになってはいけません。何よりもお互いが楽しく取り組めることが大切ですね。