「パピヨンのしつけができないのはなぜ?、なぜ自分はしつけが下手なの?、しつけができるようになる方法ってあるの?」
こういった疑問にお答えします。
【目次】
✔本記事の内容
・パピヨンのしつけができない人の5つの特徴
1.めんどくさがりで継続できない
2.甘やかす
3.厳しくがしつけと思っている
4.いつかできると思っている
5.すぐに感情的になってしまう
・主従関係ができればしつけは楽にできる
本記事では「パピヨンのしつけができない理由が知りたい、なぜ自分はしつけが下手なのか、しつけができるようになる方法が知りたい」という方向けに書いています
この記事を読むと、パピヨンのしつけができない人にはどんな特徴があるのかが分かり、さらにはパピヨンのしつけが簡単にできるようになる方法を教えます。
記事を書いている僕は、犬を飼い始めて27年ほど。
これまでに3匹の愛犬と楽しく、ストレスなく過ごしてきました。
そんな僕が、パピヨンのしつけができない人の特徴やパピヨンのしつけが楽になるたった一つの方法について紹介します。
というわけで早速見ていきましょう。
目次
パピヨンのしつけができない人の5つの特徴
パピヨンのしつけができない人にはどんな特徴があるのでしょうか?見ていきましょう。
1.めんどくさがりで継続できない
しつけは短期間でできるものではありません。毎日の積み重ねによって身に付いていくものです。
犬が集中できるのは10分と非常に短い時間です。
そうなってくるとダラダラといつまでもしつけを続けるのは無意味であることがお分かり頂けますよね?
この短い時間を数回行うことが望ましいしつけの仕方であり、それを毎日続けることによってしつけは完成していきます。
パピヨンは非常に賢く、覚えの早い犬です。
特に子犬の時期は学習する力があるので上手くしつけると、どんどん吸収していきます。
なので教えることが多くあってもそんなに苦にはならないのです。
「めんどうで嫌だな…」、「今日は止めておこうかな…」と思ってしまうとしつけは難しくなります。
パピヨンを飼い始めたらしつけは必須条件。飼い主さんにはしつけをする義務があります。
“継続は力なり”です。
2.甘やかす
飼い主さんがパピヨンを家庭へ迎え入れた理由には、パピヨンが好きだから・家族の中に明るさが欲しいから・癒しとして…など様々な理由があることでしょう。
なので非常にパピヨンのことが可愛くて、ついつい甘やかしてしまう飼い主さんもいるかと思います。
例えば、イタズラをしても犬のすることだから、可愛いから、まだ子犬だから…などの理由でついつい許してしまう。でもその”ついつい”が落とし穴なんです。
パピヨンは賢い犬なので悪いこともすぐに覚えてしまい、やがてそれは問題行動や困り事へとなっていきます。
そうなってからの止めさせるしつけは大変です。
何故なら後から「ダメ、ノー」と言われてもパピヨン(犬)には理解できないからなんです。
最初にしてOKだったものはずっとOKになってしまうのです。
甘やかすと可愛がるは違うということ、今まで許していたことをダメにするのは大変であるということを覚えておきましょう。
善悪の区別をしっかりと教えることが愛犬(パピヨン)への本当の愛情です。
3.厳しくがしつけと思っている
しつけ=厳しい という考え方の飼い主さんもいるのではないでしょうか?
しつけの中には厳しさが必要な時もありますが、しつけは何もかも厳しくというのは間違った考えです。
御自身が厳しくしつけをされたらどうでしょう?辛いですよね?嫌になりますよね?パピヨンも同じです。
ではどういった厳しさが必要なの?という事になりますよね?
まずはパピヨンにしつけをするには一貫性を持つことが大事です。
具体的に話すと…
パピヨンがした一つの行為に対して「今日はOK」だけど「明日はダメ」とか、家族が多くいる場合、お母さんは「ダメ」と言うけど、おばあちゃんは「いいよ」と言う。これではパピヨンは混乱してしまいます。
今日は何となく許してあげたい気分だったから、可愛いから、かわいそうだからなど個人的な感情による一貫性のないしつけはいけません。
こういった点でのしつけの厳しさは持つということです。
いけないことは「ダメ」としっかりと伝える、できた時にはしっかりと誉める。スキンシップをとる。
基本はしっかりと誉めること。成功体験を多くパピヨンにさせて下さい。
誉められて嬉しくない人なんていませんよね?
パピヨンだって同じです!”できても誉めない、できて当然”という考えは間違った考えです。
しっかりと頭に入れておいて下さいね。
4.いつかできると思っている
まだ子犬だからできないのだろう、いつか覚えるだろう、大きくなったらできるだろう。ということはありません。
子犬のパピヨンは何も分からない、知らない状態です。
家庭に迎え入れたら飼い主さんが親となってしつけていかなければなりません。さもないと何も分からない、知らない、好きなことし放題のパピヨンになってしまいます。
例えば何処でも排泄してしまったり、物を噛んだり、壊したり、無駄吠えをしたり、危険な目に遭うことだって考えられます。
或いは、しつけに取り組んでいるけどなかなか覚えない場合は教え方に問題があるのかもしれません。そんな時は方法を変えてみるのも一つの手です。
5.すぐに感情的になってしまう
できないとすぐに感情的になって叱ってしまう。
名前を呼んで叱る。感情的になるのはよくありません。名前を呼んで叱るのは止めましょう。別の時に名前を呼んでも愛犬(パピヨン)は叱られると思ってしまいます。
こうなってしまうとパピヨンとの信頼関係も崩れていきます。
しつけどころではなくなります。
叱る時は 「ダメ」 又は 「NO」 の一言でいいです。
しつけは継続することで身に付いていくもの、すぐにできる犬なんていません。ゆったりとした気持ちで優しく対応していきましょう。
以上がパピヨンのしつけができない人の5つの特徴です。
それではパピヨンのしつけが楽しくなる方法についてお話していきましょう。
主従関係ができればしつけは楽にできる
パピヨンのしつけが楽にできるようになるたった一つの方法は、主従関係を築くということです。
つまり飼い主さんがリーダーとなって、上下関係をハッキリとさせることです。
なぜ主従関係が大事なのかを解説しましょう。
犬が野生で暮らしていた頃は群れとなって生活をしていました。
その中には当然リーダーがいて、他の犬たちはそのリーダーに従っていました。
つまりパピヨン(犬)にはリーダーに従うという習性があります。
この習性は犬が現在も根本的に持っている習性なので、この習性を有効に使うことが、しつけを行う上で最も効果的な方法になります。
この主従関係ができていると、びっくりするほどしつけが楽にできるようになるので、ぜひ体験してもらいたいですね。
逆に、しつけができない大きな原因は犬がリーダーになっていることが原因です。
パピヨンが人間の家庭にやって来ると、リーダーは誰?誰に従うの?と考えます。
当然、リーダーとなるのは飼い主さんなんですが、指示があいまいだったり、甘やかせすぎて飼い主がリーダーの役割ができていないと、犬はなりたくないけどリーダーになる選択をすることになります。
こうなってしまっては飼い主の命令は聞く耳持たず。。。
しつけの言葉なんて無視、無視、無視・・・・
リーダーはパピヨンですから理解しようとしないので、しつけがうまく行く訳ないんです。
飼い主がリーダーになることは難しい方法ではないんですが、大抵はリーダーになる、主従関係を築くと聞くと、強い口調で指示したり、怒ったり、叩いたりして恐怖を与えて優位に立とうとしている飼い主が多いのも現実です。
びくつく犬をみて、リーダーになった気になっているだけで、犬から見れば叩かれるから嫌な人にしか感じてないので、言うことを聞かないのは当然。
ですが、どうすれば主従関係が築けるのか、リーダーになれるのかなんて普通に知らないはずなので、学ばないといけません。
ネット検索すればいくらでも情報はでてくるので、この機会にぜひ勉強して楽にしつけができるようになりませんか。
僕も学んだおすすめしつけ教材を紹介しておきます。
しつけを失敗する前にぜひ学んで欲しいですが、しつけ途中でも多くの学びや先生のサポートでかなり助かるのでぜひチェックしてみてください。
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最後に
パピヨンのしつけができない人の5つの特徴とパピヨンのしつけが楽になるたった一つの方法についてお伝えしてきました。
どうでしたか?”大変だな、なるほど”といろいろと感じられたかもしれません。
まずは犬の習性を理解し、パピヨン(愛犬)の特徴を理解した上で主従関係を築いていきましょう。しつけには一貫性を持つことが大切です、ぶれないということです。
参考になれば幸いです。
ぜひ、しつけを成功されて愛犬もあなたも最高の生活を手に入れてください。